更新日:2026年10月21日
ケーブルテレビ(CATV)とは?仕組みや料金相場、メリット・デメリットを解説
引越しや部屋探しのときに物件情報で「CATV」という表記を見かけたり、ケーブルテレビの案内を受けたりして、「そもそもケーブルテレビとは何だろう?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
ケーブルテレビ(CATV)とは、地域のケーブルテレビ局が受信した放送を、ケーブルを通じて各家庭に届けるサービスです。アンテナなしでテレビを見られるほか、インターネットや電話もまとめて利用できます。
この記事では、ケーブルテレビの仕組みや見られるチャンネル、料金の相場、インターネット、専用チューナーの必要性、賃貸物件の「CATV」表記の意味、解約時の注意点までわかりやすく解説します。
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ケーブルテレビ(CATV)とは?
ケーブルテレビとは、地域ごとにあるケーブルテレビ局が受信設備でまとめて受けた放送を、光ファイバーや同軸ケーブルで各家庭へ配信するサービスです。家ごとにアンテナを立てなくても、地上波やBS・CS放送を見られます。
テレビだけでなく、インターネットや固定電話などの通信サービスも提供しているのが特徴です。
ケーブルテレビの仕組み
アンテナでテレビを見る場合は、各家庭の屋根やベランダに設置したアンテナで、放送局からの電波を直接受信します。
ケーブルテレビの場合は、ケーブルテレビ局の設備が放送をまとめて受信し、その信号をケーブル網で各家庭に送ります。家の中では、壁のテレビ端子や専用チューナーを通してテレビにつなぎます。
ケーブルテレビ局から家までのつなぎ方には、大きく分けて2つのネットワーク方式(配線方式)があります。
- FTTH方式:ケーブルテレビ局から自宅まで、光ファイバーで結ぶ方式です。高速なインターネットにも対応しやすいのが特徴です。
- HFC方式:途中の地点までは光ファイバー、そこから自宅までは同軸ケーブルでつなぐ方式です。既存の設備を活用して、広い地域にサービスを届けられます。
どちらの方式かによって、特にインターネットの速度に差が出ます。詳しくは「ケーブルテレビのインターネット(CATVインターネット)」で解説します。
また、テレビ放送の「伝送方式」には、大きく分けて以下の2つがあります。
- パススルー方式:受信した電波をそのまま送る方式。市販のテレビ等でそのまま視聴できます。
- トランスモジュレーション方式:電波を別の形式に変換して送る方式。専用機器(STB)が必要です。
こちらの違いについては、後述の「専用チューナー(STB)とパススルー方式」で詳しく解説します。
CATVの読み方と成り立ち
CATVは「ケーブルテレビ」と呼ばれることが多いです。もともとは共同受信を意味する「Community Antenna Television」の略で、現在は「Cable Television」の略としても使われています。
日本のケーブルテレビは、1955年に群馬県の伊香保で、電波が届きにくい地域でもテレビを見られるようにするための共同受信実験を行ったのが始まりです。その後、多チャンネル放送やインターネット、電話へとサービスが広がり、現在は地域の情報インフラとしての役割も担っています。
テレビ・インターネット・電話をまとめて提供している
ケーブルテレビ局が提供している主なサービスは、次の3つです。
- 放送サービス:地上波・BS・4K8K衛星放送の再放送、CSの専門チャンネル、地域のコミュニティチャンネル
- インターネット:ケーブルテレビの回線を使ったインターネット接続(CATVインターネット)
- 電話:固定電話サービス
事業者によっては、スマートフォンや電気などのサービスを扱っていることもあります。まとめて契約するとセット割引を受けられる場合があるため、使いたいサービスの組み合わせで料金を比べるのがポイントです。
アンテナで見るテレビとの違い
アンテナでテレビを見る場合とケーブルテレビの主な違いは、次のとおりです。
| 比較項目 | アンテナ | ケーブルテレビ |
|---|---|---|
| 受信の仕方 | 自宅のアンテナで電波を受信する | ケーブルテレビ局が受信した放送をケーブルで受け取る |
| 見られる放送 | 地上波(BS・CSは専用のアンテナが必要) | 地上波・BS・CS・地域のチャンネル(契約プランによる) |
| 初期費用 | アンテナの購入費・設置工事費 | 加入料・引き込み工事費など |
| 月額料金 | かからない(NHK受信料は別途) | 契約プランの月額料金がかかる |
| 天候の影響 | 強風や大雪で受信状態が乱れることがある | 影響を受けにくく、安定して視聴できる |
| 外観 | 屋根やベランダにアンテナが付く | アンテナは不要 |
アンテナは月額料金がかからない一方で、設置の費用や、台風などによる故障のリスクがあります。ケーブルテレビは月額料金がかかる代わりに、アンテナの手間なく多くのチャンネルを楽しめるサービスです。
アンテナの設置も含めた視聴方法ごとの費用は、下記の記事で詳しく比較しています。ぜひご覧ください。
ケーブルテレビで見られるチャンネル
ケーブルテレビで見られる放送は、大きく分けて4種類です。どこまで見られるかは、契約するプランによって変わります。
地上波・BS・4K放送
ケーブルテレビでは、地上波やBS放送を再放送しています。NHKや民放の地上波番組に加えて、BSの無料チャンネルも見られるのが一般的です。
ケーブルテレビの4K対応状況や視聴できるチャンネルは、事業者・地域・プランにより異なるため、確認が必要です。
CS・専門チャンネル
映画・スポーツ・アニメ・ドラマ・音楽など、ジャンルごとの専門チャンネルを楽しめるのも、ケーブルテレビの大きな魅力です。複数の専門チャンネルがセットになったパッケージのプランが中心で、プランによって見られるチャンネル数が変わります。
なお、見たい専門チャンネルが決まっている場合は、スカパー!のように1チャンネルから選べるサービスもあります。CS放送を見る方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
地域のコミュニティチャンネル
ケーブルテレビならではの番組が、地域のコミュニティチャンネルです。地元のニュースや天気、お祭りや学校行事の中継、自治体からのお知らせなど、地域に密着した情報を届けています。
災害時に地域の防災情報を発信するなど、地域の情報インフラとしての役割を担っている局もあります。
専用チューナー(STB)とパススルー方式
ケーブルテレビでは、どの放送をどの機器で見るのかが「専用チューナー(STB)」と「パススルー方式」によって変わります。契約前に確認しておきたいポイントです。
専用チューナー(STB)とは
STB(セットトップボックス)とは、ケーブルテレビの放送を受信して、テレビで見られるように変換する専用の機器です。ケーブルテレビ局からレンタルするのが一般的で、テレビの近くに設置し、専用のリモコンで操作します。
専用チューナーは、テレビ1台ごとに必要になるケースが多いです。2台目以降のテレビでも専門チャンネルを見たい場合は、追加のチューナーとレンタル料がかかることがあります。事業者によっては、新規契約時に地上波・BS用の専用チューナーを複数台まで無料で付けているケースもあります。
パススルー方式とは?市販のテレビで見られる放送・見られない放送
パススルー方式とは、ケーブルテレビ局が受信した放送を、そのままの形式で各家庭に送る方式です。パススルー方式で送られている放送は、専用チューナーを使わなくても、市販のテレビやレコーダーに内蔵されたチューナーで見られます。
一方、放送を別の形式に変換して送る「トランスモジュレーション方式」の場合は、市販のテレビでは受信できず、専用チューナーが必要です。
一般的に、地上波はパススルー方式で送られていることが多く、BSや専門チャンネルは専用チューナーが必要になることが多いです。たとえばJ:COMでは、BSデジタル放送はパススルー方式ではないため、市販のテレビやレコーダーのチューナーでは見られないと案内しています。方式は事業者や地域によって異なるため、「専用チューナーなしで見られるのはどの放送か」を契約前に確認しておくと安心です。
録画の方法と注意点
専用チューナーで見ている放送を録画する場合は、チューナーに外付けHDDや対応するレコーダーを接続して録画するのが一般的です。専用チューナー自体に録画機能が付いている機種もあります。
パススルー方式で送られている地上波などは、お手持ちのレコーダーで直接録画できることが多いです。ただし、専用チューナー経由でしか見られない放送は、市販のレコーダーだけでは録画できない場合があります。
また、専用チューナーにつないだ外付けHDDの録画番組は、チューナーを交換・返却すると見られなくなることがあります。残しておきたい番組は、対応するレコーダーやディスクにダビングできるかも確認しておきましょう。
ケーブルテレビの料金相場
ケーブルテレビの料金は、事業者やプラン、住まいの形態によって大きく異なります。
月額料金の仕組み
月額料金は、主に以下の要素の組み合わせで決まります。各料金の詳細は、契約を検討している事業者へ直接ご確認ください。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 地上波・BS中心のプラン | 地上波やBSを中心とした、専門チャンネルが少ないプラン(または含まれないプラン) |
| 多チャンネルプラン | 専門チャンネルがパッケージで見られるプランで、基本プランより料金が高くなる傾向がある |
| 追加機器 | 2台目以降のテレビで見るための専用チューナーのレンタル料 |
| セット割引 | インターネットや電話とセットで契約した場合の割引 |
初期費用の目安
ケーブルテレビを新しく導入するときの初期費用は、2万〜5万円程度が目安です。主に以下の項目があります。こちらも事業者や住まいの状況により大きく変動します。
- 加入料・契約事務手数料:契約時にかかる手数料
- 引き込み工事費:電柱などから自宅までケーブルを引き込む工事の費用
- 宅内工事費:家の中の配線や、専用チューナー・モデムなどの設置にかかる費用
すでに建物にケーブルテレビの設備がある集合住宅は、戸建てに比べて初期費用が安く済む傾向があります。キャンペーンで工事費が割引・無料になることも多いため、申し込み前に確認しましょう。
NHK受信料(衛星契約)と団体一括支払
ケーブルテレビでNHKのBS放送を見られる環境になると、NHKとの衛星契約が必要です。衛星契約の受信料は、2か月払額3,900円です(沖縄県を除く。支払い方法によって異なります)。
ケーブルテレビの利用者は、「団体一括支払」という制度を使える場合があります。NHKの衛星契約の受信料を、ケーブルテレビの利用料と一緒に支払う制度で、受信料がひと月あたり180円割引されます。取り扱っていないケーブルテレビ局もあるため、利用できるかは契約先に確認しましょう。
受信料の最新の金額は、NHK受信料の窓口でご確認ください。
ケーブルテレビのインターネット(CATVインターネット)
ケーブルテレビ局の多くは、テレビと同じ回線を使ったインターネットサービスも提供しています。
これを「CATVインターネット」や「ケーブルインターネット」と呼びます。
仕組みと回線方式
CATVインターネットは、家に引き込んだケーブルテレビの回線を使って、インターネットに接続する仕組みです。同軸ケーブルを使う方式では、放送とインターネットの信号を分けるための「ケーブルモデム」を設置します。自宅まで光ファイバーを引く方式では、光回線と同じように「ONU(光回線終端装置)」を設置します。
また、ケーブルテレビ局がプロバイダも兼ねているため、別途プロバイダと契約する必要がないのも特徴です。
通信速度の目安と注意点
通信速度は、回線の方式によって大きく変わります。
| 項目 | 同軸ケーブルを使う方式(HFC) | 自宅まで光ファイバーを引く方式(FTTH) |
|---|---|---|
| 最大速度(下り) | 320Mbps〜1Gbps程度 | 1Gbps〜10Gbps |
| 最大速度(上り) | 10Mbps〜100Mbps程度 | 下りと同程度のプランが多い |
| 設置する機器 | ケーブルモデム | ONU |
※速度は技術規格上の最大値の目安です。事業者やプラン、利用環境によって異なります。
特に注意したいのが、上り(アップロード)の速度です。同軸ケーブルを使う方式では、プランによって上りの最大速度が10Mbps程度にとどまることがあり、動画の投稿やオンライン会議、オンラインゲームなどで不便を感じる場合があります。
ネットの速さを重視する場合は、住まいがどの方式に対応しているかを契約前に確認しましょう。
料金とWi-Fi
CATVインターネットの料金は、速度のプランやテレビ・電話とのセット内容によって異なります。テレビとセットで契約すると割安になるプランが多いため、テレビとネットを合わせた総額で比べるのがおすすめです。
Wi-Fiを使う場合は、ケーブルモデムやONUにWi-Fiルーターを接続します。Wi-Fi機能付きの機器やルーターをレンタルできる事業者も多いので、自分で用意する必要があるかを確認しておきましょう。
ケーブルテレビのインターネットと光回線の違いは、後述の「光回線テレビとケーブルテレビの違い」の記事で詳しく比較しています。
ケーブルテレビのメリット・デメリット
ここまでの内容を、メリットとデメリットに整理します。
メリット
- アンテナなしで、天候に左右されにくい:アンテナを設置する必要がなく、台風や大雪で受信状態が乱れる心配も少なくなります。家の外観もすっきり保てます。
- 専門チャンネルをまとめて楽しめる:映画やスポーツ、アニメなどの専門チャンネルを、パッケージで見られます。
- 地域のコミュニティチャンネルが見られる:地元のニュースや行事の中継など、地域に密着した番組を楽しめます。
- テレビ・ネット・電話をまとめて契約できる:窓口や支払いを一本化でき、プロバイダとの契約も不要です。セット割引を受けられることもあります。
- 光回線の提供エリア外でも使える場合がある:光回線を引けない地域や建物でも、ケーブルテレビの提供地域であれば、テレビとネットを利用できることがあります。
デメリット
- 月額料金が高くなりやすい:多チャンネルのプランが中心のため、「地上波とBSだけ見られれば十分」という方には割高になることがあります。
- 専用チューナーが必要なことが多い:BSや専門チャンネルは専用チューナーを通して見ることが多く、2台目以降のテレビにはレンタル料がかかる場合があります。
- 方式によってはネットの速度が遅い:同軸ケーブルを使う方式では、特に上りの速度が遅くなることがあります。
- 提供エリアが事業者ごとに決まっている:ケーブルテレビ局はサービスを提供する地域が決まっているため、引越し先がエリア外だと解約が必要になります。
光回線を使ってテレビを見る「光回線テレビ」とケーブルテレビの違いは、下記の記事で詳しく比較しています。ぜひご覧ください。
ケーブルテレビを見るには?契約・導入の流れ
ケーブルテレビを見るには、お住まいの地域でサービスを提供しているケーブルテレビ局と契約し、工事を行う必要があります。一般的な流れは次のとおりです。
- 提供エリアとプランを確認する:住所がサービスの提供地域に入っているか、見たいチャンネルや必要なインターネットの速度に合うプランがあるかを確認します。地域のケーブルテレビ局は、日本ケーブルテレビ連盟の事業者検索などで調べられます。
- 申し込む:Webや電話、店舗などで申し込みます。集合住宅の場合は、建物の設備によって利用できるサービスが決まっていることがあります。
- 工事日を調整し、工事に立ち会う:事前に現地調査が必要な場合もあります。引越しシーズンなどの繁忙期は工事の予約が混み合うため、早めに申し込むのがおすすめです。
- 開通・利用開始:専用チューナーやモデムの設置と、テレビのチャンネル設定が終われば利用を開始できます。
工事の内容
戸建ての場合は、電柱からケーブルを引き込む「引き込み工事」と、家の中の配線や機器を設置する「宅内工事」を行います。引き込み線は、家の外壁に取り付ける「保安器」という機器を通して、宅内に引き込まれるのが一般的です。
宅内工事では、テレビ端子までの配線や分配器の設置、専用チューナー・モデムの取り付けを行います。工事の時間は住宅の状況によって異なるため、申し込み時に目安を確認しておきましょう。
すでにケーブルテレビの設備がある集合住宅では、部屋の中の機器を設置するだけで済むこともあります。
賃貸・マンションの「CATV」とは?物件情報の表記の意味
賃貸物件の設備欄で見かける「CATV」は、ケーブルテレビのことです。表記によって意味が少しずつ違うため、入居前に確認しておきましょう。
「CATV付き・CATV対応」「インターネット無料」の意味
| 表記 | 意味 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| CATV/CATV付き/CATV対応 | 建物にケーブルテレビの設備が導入されていて、契約すれば部屋でケーブルテレビを利用できる | 見るために個別の契約が必要か、費用を誰が負担するか |
| インターネット無料 | 建物全体でインターネット回線を契約していて、入居者は追加料金なしで使える | 回線の種類と速度(ケーブルテレビの回線とは限らない) |
「CATV付き」と書かれていても、テレビをつなげばすぐに見られるとは限りません。地上波は見られても、BSや専門チャンネルを見るには個別の契約や専用チューナーが必要になることが多いです。物件によっては、大家さんが基本料金を負担していたり、専用チューナーが備え付けられていたりすることもあります。
「インターネット無料」も、ケーブルテレビの回線とは限りません。回線の種類によって速度が大きく変わるため、在宅ワークなどでネットをよく使う方は、どの回線かを確認しておくと安心です。
契約しないとテレビは見られない?
建物のテレビの受信方法によって変わります。建物に地上波用のアンテナがあり、ケーブルテレビと併用している場合は、ケーブルテレビと契約しなくても地上波を見られます。
一方、アンテナがなく、ケーブルテレビの設備だけでテレビを受信している建物では、地上波を見るためにもケーブルテレビの利用料がかかる場合があります。建物全体でケーブルテレビを契約している物件なら、入居者が追加料金なしで地上波やBSを見られることもあります。
どのケースに当てはまるかは、入居前に不動産会社や管理会社に確認しましょう。
集合住宅でケーブルテレビを導入するときの注意点
集合住宅では、建物全体でテレビの受信方法が決まっていることが多く、個人の判断でケーブルの引き込み工事を行うことはできません。ケーブルテレビを新しく導入したい場合は、事前に管理会社やオーナー様に導入できるかを確認しましょう。
建物にすでにケーブルテレビの設備がある場合は、工事が不要、または簡単な宅内工事だけで済むこともあります。
ケーブルテレビを解約するときの注意点
ケーブルテレビを解約するときは、費用や機器の返却、解約後のテレビの見方を事前に確認しておくことが大切です。
解約金(契約解除料)
契約期間のあるプランでは、期間の途中で解約すると契約解除料がかかることがあります。
インターネットについては、2022年7月1日施行の電気通信事業法施行規則の改正により、同日以降に結んだ期間拘束のある契約の解除料は、月額料金相当額が上限になりました。一方、テレビ(放送)のサービスや、2022年6月以前に結んだ契約は、条件が異なる場合があります。解約前に契約内容を確認しましょう。
撤去工事と工事費の残り
事業者によっては、解約時に引き込み線の撤去工事や、その費用がかかることがあります。また、加入時の工事費を分割で支払っている場合は、解約時に残りの金額を請求されることがあります。
レンタル機器の返却と録画データ
専用チューナーやケーブルモデムなどのレンタル機器は、解約時に返却が必要です。返却方法や期限は事業者によって異なるため、解約の手続きと一緒に確認しましょう。
専用チューナーにつないだ外付けHDDに録画した番組は、チューナーを返却すると見られなくなる可能性が高いです。残しておきたい番組は、解約前にダビングできるかを確認しておきましょう。
解約後もテレビを見るには
ケーブルテレビを解約すると、ケーブルテレビの回線ではテレビを受信できなくなります。解約後もテレビを見るには、次のような方法があります。
- アンテナを設置する:地上波用のアンテナを設置します。BS・CSを見る場合は、BS・CS用のアンテナも必要です。
- 光回線テレビを利用する:光回線を使ってテレビ放送を届けるサービスで、アンテナなしで地上波・BSを見られます。インターネットも光回線に切り替える場合に向いています。
- 建物の設備を使う:集合住宅では、建物のアンテナで受信できる場合があります。
アンテナを使わずにテレビを見る方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
ケーブルテレビのインターネットから光回線へ切り替える手順は、下記の記事を参考にしてください。
よくある質問
ケーブルテレビは無料で見られますか?
基本的には、月額料金がかかる有料のサービスです。ただし、前述のように建物全体でケーブルテレビを契約している物件や、高い建物などによる電波障害の対策としてケーブルテレビでテレビを見ている場合は、費用がかからないケースもあります。どちらに当てはまるかは、契約内容や管理会社に確認しましょう。
「CATV付き」「CATV対応」の物件なら無料で見られますか?
建物に設備があることを示す場合が多く、無料とは限りません。地上波・BS・専門チャンネルのどこまで見られるか、戸建てにお住まいの方は契約内容やSTBが必要か確認し、集合住宅にお住まいの方は管理会社へ確認してください。
スカパー!とケーブルテレビの違いは何ですか?
スカパー!は、衛星放送を使った多チャンネルの有料放送サービスです。アンテナや光回線テレビを通じて視聴し、見たいチャンネルを1チャンネルから選んで契約できます。
ケーブルテレビは、地域のケーブルテレビ局がテレビ放送を有線で届けるサービスです。専門チャンネルはパッケージのプランで提供されることが多く、インターネットや電話もまとめて契約できます。
詳しく知りたい方は、以下の記事やご質問例をご確認ください。
ご質問例:光回線テレビとケーブルテレビの違いを教えてください。
ケーブルテレビは専用チューナーなしで見られますか?
放送と伝送方式によって異なります。地上波は専用機器なしで見られることが多い一方、BS・CSはSTBが必要な場合がありますので、契約元に確認してください。
ケーブルテレビが映らないときはどうすればいいですか?
まずは、専用チューナーやテレビの電源、ケーブルの接続を確認し、専用チューナーを再起動してみましょう。それでも直らない場合は、ケーブルテレビ局のWebサイトで障害情報を確認するか、問い合わせ窓口に相談するのが確実です。
テレビに表示されるエラーコードや、症状別の対処法は、以下の記事も参考にしてください。
光回線テレビとどちらがいいですか?
地上波とBSが中心で月額料金を抑えたい方や、光回線をすでに使っている方には、光回線テレビが向いています。地域のコミュニティ番組や、多チャンネルのパッケージを楽しみたい方には、ケーブルテレビが向いています。
料金やチャンネル、録画の違いは以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
ケーブルテレビ(CATV)は、地域のケーブルテレビ局が受信した放送を、ケーブルで各家庭に届けるサービスです。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- アンテナなしで地上波・BS・専門チャンネル・地域のチャンネルを楽しめ、インターネットや電話もまとめて契約できる
- 料金や視聴できるチャンネル(4K放送含む)は、事業者や地域・プランによって異なるため確認が必要
- BSや専門チャンネルは専用チューナーが必要なことが多く、パススルー方式かどうかで使える機器が変わる
- 賃貸の「CATV付き」は設備があるという意味で、見るには契約が必要な場合が多い
- 解約時は、解約金・撤去費用・機器の返却・解約後のテレビの見方を確認する
「専門チャンネルはあまり見ない」「月額料金を抑えたい」「ネットの速さも重視したい」という方は、光回線を使った「光回線テレビ」も選択肢のひとつです。月額990円(税込・一部事業者を除く)で、アンテナなしで地上波・BSを楽しめます。
アンテナが不要になるため、家の外観をスッキリ保てるだけでなく、台風や大雪による倒壊リスクがなく災害時に安全な点も大きなメリットです。
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記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部
記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部
スカパーJSATは、NTTのフレッツ光回線を利用した再送信サービス「光回線テレビ」を提供しています。光回線テレビに関する情報をお届けし、快適なテレビ視聴ライフをサポートします。