更新日:2025年11月17日

光回線乗り換えで費用を抑える!工事不要で“簡単”お手続き

光回線乗り換えで費用を抑える!工事不要で“簡単”お手続き

「ネットを光回線にしたいけど手続きが面倒そう…」「工事や手続きが複雑なのでは?」そんな不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、NTTの光回線を活用した光コラボレーション(以下、光コラボ)の仕組みを利用すれば光回線の工事不要で、驚くほどスムーズに乗り換えられる方法があるのです。
また、適切な知識と手順を踏めば、月額料金の節約をはじめとした多くのメリットを享受できます。
インターネット回線の乗り換えには、以下の3つのパターンがあります。

  1. 新規契約(auひかり、NURO光、CATV等→光コラボ)
  2. 転用(フレッツ光→光コラボ)
  3. 事業者変更(光コラボ→他光コラボ)

特に、光コラボ間の乗り換えである「事業者変更」やフレッツ光から光コラボへの移行である「転用」は、工事不要でスムーズに行えるケースが多く、お得なキャンペーンも豊富に用意されています。

この記事では、2025年最新の情報を踏まえ、インターネット回線を乗り換える3つのパターンと、その中でも工事不要で簡単に乗り換えできる「事業者変更」のメリットをご説明します。さらに、光回線の乗り換えの手順を簡単3ステップで解説し、あなたに最適な乗り換え先を見つけるポイントもご紹介します。ぜひこの機会に、ご自身に合った光回線を見つけて、快適でお得なインターネット環境を手に入れましょう。

目次
  1. 光コラボの仕組みと3つの乗り換え方法
    1. 光コラボレーション(光コラボ)とは
    2. 光回線の3つの乗り換え方法
    3. 光回線の乗り換えで通信費は本当に安くなるのか?
    4. 自分の乗り換えパターンを確認して、新しい光回線を選ぼう
  2. 光コラボの事業者変更の3つのメリット
    1. メリット1:携帯大手キャリアとのセット割ができるコラボ事業者が豊富
    2. メリット2:工事不要で契約変更ができる
    3. メリット3:各コラボ事業者の新規加入キャンペーンを受けられる
  3. 【簡単3ステップ】光回線の乗り換え手順を徹底解説
    1. ステップ1:現在の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する
    2. ステップ2:乗り換え先の光コラボ事業者に申し込む
    3. ステップ3:回線切り替えとルーターの再設定を行う
  4. 失敗しない!光コラボ乗り換え先 3つの選び方
    1. スマホとのセット割で選ぶ
    2. 月額料金の安さで選ぶ
    3. キャッシュバックなどのキャンペーンで選ぶ
  5. 【2025年最新】乗り換えにおすすめな光コラボ事業者6選を比較
  6. 光回線乗り換え前に知っておきたいポイント
    1. 解約違約金や工事費残債はキャンペーンでカバーできる
    2. 乗り換え先の工事は本当に必要?工事不要のケースとは
    3. 電話番号やメールアドレスは引き継げる?
  7. 光回線の乗り換えに関するよくある質問
    1. Q1.乗り換えるのに最適なタイミングはいつ?
    2. Q2.乗り換え手続きにはどのくらい時間がかかりますか?
    3. Q3.インターネットが使えない期間はありますか?
    4. Q4.光回線を乗り換えるとき、ルーターはそのまま使えますか?
  8. まとめ:自分に合った光コラボに乗り換えて、お得に快適なインターネット環境を手に入れよう

光コラボの仕組みと3つの乗り換え方法

インターネット回線の乗り換えをする際には、まず現在の契約形態や利用している回線の種類を正しく理解することが重要です。特に「光コラボレーション(光コラボ)」という仕組みは、乗り換え方法や手続きに大きく関わってくるため、事前にその特徴を把握しておくことで、スムーズかつお得に乗り換えを進めることができます。

ここでは、光コラボの概要を確認したうえで、乗り換え方法の違いについて詳しく解説していきます。

光コラボレーション(光コラボ)とは

光コラボレーションとは、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」や「フレッツテレビ」の卸を受けた事業者(以下、光コラボ事業者)が、自社のブランドとして回線サービスを提供するモデルのことです。光コラボ事業者のキャンペーンが享受出来たり、トラブル時の窓口が一本化されるメリットがあります。

光回線の3つの乗り換え方法

インターネット回線の乗り換え方法は、現在ご利用中の回線と乗り換えたい回線によって大きく3つのパターンに分けられます。ご自身の状況を把握し、適切な手続きを選びましょう。

乗り換えの種類 新規契約 転用 事業者変更
乗り換え間の概要 独自回線(auひかり等)→光コラボ フレッツ光→光コラボ 光コラボ→光コラボ
オススメの対象者 工事の時間や費用がかかっても料金や速度を大幅に改善したい方 フレッツ光契約者で
料金を安くしたい方
携帯を含めてインターネット料金プランを見直したい方
所要期間 2週間~1ヵ月 1~2週間 1~2週間
新規工事 必要 不要 不要
現回線の解約手続き 必要 不要 不要

新規契約(auひかり、NURO光、CATV等→光コラボ)

「新規契約」は、フレッツ光や光コラボ以外の独自回線(auひかり、NURO光、eo光など)から光コラボへ乗り換える場合や、初めて光コラボを契約する場合に該当します。この場合、新たな回線開通工事が必要となるため、初期費用は「転用」や「事業者変更」よりも高めになるのが一般的です。

ただし、工事費が無料になる特典やキャッシュバックなど、お得なキャンペーンを実施している事業者も多いので、事前に確認することが重要です。新規契約の乗り換えでは、新しい光回線に申し込み、工事日を確定させた後、現在の光回線を解約し、開通工事と接続設定を行います。

転用(フレッツ光→光コラボ)

「転用」とは、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」を利用している方が、光コラボ事業者へ乗り換えることです。フレッツ光と光コラボは同じNTTの光回線設備を利用するため、原則として回線工事は不要です。これにより、初期費用を抑え、スムーズに乗り換えられるメリットがあります。転用では、現在のフレッツ光から「転用承諾番号」を取得し、乗り換え先の光コラボに申し込む手続きを行います。

事業者変更(光コラボ→他光コラボ)

「事業者変更」とは、現在光コラボを利用している方が、別の光コラボ事業者へ乗り換えることです。2019年7月1日以降、総務省の主導により導入された制度で、光コラボ間の乗り換えが工事不要で簡単に行えるようになりました。これまで利用していた回線設備をそのまま使うため、新たな工事は必要なく、工事費もかかりません。手続きも比較的簡単で、インターネットが使えない期間が発生しにくいというメリットがあります。事業者変更では、現在の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得し、乗り換え先の光コラボに申し込むことで手続きが完了します。

本記事では、「事業者変更」にフォーカスして、光回線の乗り換えについて説明していきます。

光回線の乗り換えで通信費は本当に安くなるのか?

実際に光回線を乗り換えた方の多くが、その決断に満足しているというデータがあります。

2024年に株式会社グッド・ラックが実施した「光回線の乗り換え」に関するアンケート調査によると、乗り換え後の光回線における満足度について、満足している・やや満足していると回答した方が84名と過半数を占め、反対に、やや不満と回答した方は16名、不満と回答した方は0名と、満足度が非常に高い結果となっています。満足していると回答した方の理由として、「月額料金が安くなった」「キャンペーンやセット割でコスパが良い」が挙げられています。これは、多くの方が現在の回線に対して何らかの不満を抱えており、乗り換えによってそれが解消されたことを明確に示しています。

また、乗り換えを行う前の光回線の乗り換えのイメージについては、難しそう、やや難しそうと回答した方が、合計して全体の81%を占めましたが、実際に乗り換えを行った後の光回線の乗り換えに対する感想については、簡単だった、やや簡単だったと回答した方が、合計して全体の70%を占めました。

参照元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000126585.html

現在の光回線料金は適正か、通信速度は十分か、といった疑問は、多くの方が抱える共通の悩みです。しかし、乗り換えることで月々の出費を抑えながら、よりストレスフリーなインターネット環境を実現できるとなれば、その満足度が高いことにも納得がいくでしょう。この高い満足度は、乗り換えを検討している方にとって、大きな後押しとなるはずです。

自分の乗り換えパターンを確認して、新しい光回線を選ぼう

光回線の乗り換えを検討する際は、まずご自身がどの乗り換えパターンに該当するかを確認することが重要です。このパターンによって、手続き方法、必要な費用、工事の有無が異なります。ご自身の現在の契約状況(フレッツ光、光コラボ、その他インターネット回線など)を把握し、それに合った乗り換え方法を選択することで、無駄なくスムーズにお得な光回線を見つけることができます。

光コラボの事業者変更の3つのメリット

  1. 携帯大手キャリアとのセット割ができるコラボ事業者が豊富
  2. 工事不要で契約変更ができる
  3. 各コラボ事業者の新規加入キャンペーンを受けられる

以下詳細をご説明します。

メリット1:携帯大手キャリアとのセット割ができるコラボ事業者が豊富

多くの光コラボ事業者は、ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイルといった大手携帯キャリアとのセット割を提供しています。これにより、光回線の月額料金だけでなく、スマートフォンの通信料金も割引され、通信費全体を大きく節約できます。

※セット割:携帯とインターネットの同時契約で月額料金が割引されること

例えば、ドコモ光ならドコモ、ソフトバンク光ならソフトバンク/Y!mobileユーザー、BIGLOBE光ならau/UQモバイルユーザー、楽天光なら楽天モバイルユーザーがお得になります。家族で同じキャリアを利用している場合、割引額はさらに大きくなるため、家計全体の通信費削減に繋がります。

メリット2:工事不要で契約変更ができる

事業者変更の大きなメリットに、原則として回線工事が不要という点もあります。光コラボはNTT東西のフレッツ光回線設備を共用しているため、回線設備そのものは変わらず、契約する事業者だけが変更されます。これにより、工事にかかる時間や費用、立ち会いなどの手間を省くことができ、スムーズに乗り換えが可能です。申し込みから1週間程度で自動的に回線が切り替わることもあります。

メリット3:各コラボ事業者の新規加入キャンペーンを受けられる

光コラボ事業者は、新規顧客獲得のために様々なキャンペーンを実施しています。事業者変更で乗り換える場合も、これらのキャンペーンの対象となることが多く、キャッシュバックや月額料金割引、違約金負担などの特典を受けられます。

例えば、スマートフォンの端末の寿命や料金プランの見直しなどを理由に、キャリアの変更を検討しているとすると、あなたの携帯がA社、光回線もA社のコラボ光でまとめられていた場合、携帯も光回線もB社に契約変更することで、B社の携帯と光回線のキャンペーン2つが適用になることもあります。

特に、高額なキャッシュバックは、乗り換えにかかる費用を相殺したり、実質的な月額料金をさらに安くしたりする効果が期待できます。上手く活用することで、乗り換え費用をほとんどかけずに新しい光回線を利用開始できるでしょう。

【簡単3ステップ】光回線の乗り換え手順を徹底解説

光コラボ間の事業者変更は、比較的簡単な3つのステップで完了します。
申し込みは、各事業者の公式サイトや家電量販店、Web代理店、店頭などから可能です。

ステップ1:現在の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する

まず、現在契約している光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得します。この番号は、現在の回線契約を解除し、新しい事業者に引き継ぐために必要な11桁の番号です。現在契約している光コラボ事業者のウェブサイト、会員専用ページ、または電話窓口から申し込むことで取得できます。

取得費用は無料の場合が多いですが、一部事業者では手数料が発生することもあります。事業者変更承諾番号には15日間の有効期限があり、有効期限が切れると再度取得が必要にあるため、取得後は早めに乗り換え先の事業者へ申し込みましょう。

ステップ2:乗り換え先の光コラボ事業者に申し込む

事業者変更承諾番号を取得したら、次に乗り換えを希望する新しい光コラボ事業者に申し込みを行います。この際、取得した事業者変更承諾番号を伝えます。申し込みが完了すると、新しい光コラボ事業者から利用開始日や接続設定に関する案内が届きます。この申し込みによって、現在の光コラボの解約手続きも自動的に行われるため、利用者側で別途解約手続きをする必要はありません。

ステップ3:ルーターの再設定を行う

新しい光コラボの利用開始日になると、自動的に回線が切り替わります。利用者側での回線切り替え作業は不要ですが、回線切り替え後、インターネットに接続するためにルーターの再設定が必要になる場合があります。新しい光コラボ事業者から送られてくる接続設定情報を参考に、ルーターの設定を行いましょう。多くの場合、簡単な設定でインターネットの利用を開始できます。以前の光コラボでレンタルしていた機器(ルーターなど)は、案内に従って返却が必要です。

失敗しない!光回線乗り換え先の選び方3つのポイント

数多くの光コラボ事業者の中から、自分に最適なサービスを選ぶためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。

  1. スマホとのセット割で選ぶ
  2. 月額料金の安さで選ぶ
  3. キャッシュバックなどのキャンペーンで選ぶ

ポイント1:スマホとのセット割で選ぶ

スマホとのセット割は、光回線とスマートフォンの月額料金を合わせて割引するサービスです。割引や携帯料金に適用されることが多いため、家族全員で同じキャリアを使っている場合人数分の割引が適用され、家計全体の通信費を大幅に削減できる可能性があります。

例えば、ドコモユーザーなら「ドコモ光」、ソフトバンク・Y!mobileユーザーなら「ソフトバンク光」、au・UQモバイルユーザーなら「BIGLOBE光」や「auひかり」など、ご自身のスマホキャリアに合わせた光コラボを選ぶことで、割引恩恵を受けられます。

ポイント2:月額料金の安さで選ぶ

長期的にインターネットを利用することを考えると、月額料金の安さは非常に重要なポイントです。各光コラボ事業者は、独自の料金プランや割引を提供しています。キャンペーン期間中の割引だけでなく、キャンペーン終了後の通常料金も確認し、実質的な月額料金で比較検討しましょう。数百円の差でも、年間にすると数千円、数年単位で見れば数万円の節約になるため、じっくり比較することが大切です。

ポイント3:キャッシュバックなどのキャンペーンで選ぶ

光コラボの乗り換えでは、高額なキャッシュバックや工事費実質無料、月額料金割引など、様々なキャンペーンが実施されています。これらのキャンペーンを上手に活用することで、初期費用を抑えたり、実質的な月額料金をさらに安くしたりすることが可能です。

ただし、キャッシュバックの受け取り条件や時期、適用対象(新規契約のみか、事業者変更も含むか)は事業者によって異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。中には、現在の回線の解約違約金を負担してくれるキャンペーンもあります。

【2025年最新】乗り換えにおすすめな光コラボ事業者6選を比較

2025年現在、乗り換えを検討する方におすすめの光コラボ事業者を比較してご紹介します。各社とも魅力的な特徴やキャンペーンがありますので、ご自身の利用状況や重視するポイントに合わせて選びましょう。

各光コラボ事業者は、独自の特徴やサービス内容、キャンペーン特典を提供しています。具体的な金額やキャンペーン内容は、各事業者の公式サイトで随時更新されているため、最新情報を確認することをおすすめします。

スマホ事業者 光コラボ事業者
ドコモ ドコモ光 ahamo光
ソフトバンク光
au/UQ mobile @nifty光
ビッグローブ光
mineo GMO光アクセス

上記以外でも光回線テレビサービスを提供している事業者がありますので、詳細は以下リンク先よりご確認ください。

東日本エリアの光コラボ事業者一覧

西日本エリアの光コラボ事業者一覧

自分のライフスタイルや利用状況に合った光コラボ事業者を選び、快適なインターネット環境を手に入れましょう。

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光回線乗り換え前に知っておきたい注意点と対策

光回線の乗り換えは多くのメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。これらを事前に把握し、対策を講じることで、スムーズでお得な乗り換えを実現できます。

解約違約金や工事費残債が存在する可能性がある

現在の光回線を契約期間中に解約すると、解約違約金(契約解除料)が発生する場合があります。また、工事費を分割払いにしている場合、乗り換え時に工事費の未払い一括で請求されることもあります。これらの費用は数万円に上ることもあるため、乗り換えをためらう要因となりがちです。

■対策

多くの光コラボ事業者は、乗り換え時の違約金や工事費残債を負担してくれるキャンペーンを実施しています。これらのキャンペーンを上手に活用すれば、自己負担なしで乗り換え費用をカバーできる可能性があります。乗り換え先のキャンペーン内容をよく確認し、違約金負担の有無や上限額、適用条件などを把握しておくことが重要です。

乗り換え先の工事は本当に必要?工事不要のケースとは

光回線の乗り換えでは、工事の有無が大きな関心事です。以下を参考に、ご自身がどのケースに当てはまるか(工事が必要か、不要か)を確認しましょう。

■工事が不要なケース

  • 光コラボから光コラボへの「事業者変更」: 同様にNTTの回線設備を共用するため、原則工事は不要です。
  • フレッツ光から光コラボへの「転用」: 同じNTTの回線設備を利用するため、原則工事は不要です。
  • 既に光ファイバーが引き込み済み、または光回線完備の物件: 以前の入居者が光回線を利用しており、光コンセントが設置されている場合、工事が不要になることがあります。

■工事が必要なケース

  • 独自回線(auひかり、NURO光など)への新規契約、または独自回線からの乗り換え: NTT以外の回線設備を利用するため、新たな開通工事が必要です。
  • 回線タイプや速度を変更する場合: 1ギガから10ギガへの変更など、回線設備の品目変更が必要な場合は工事が発生することがあります。
  • 光コンセントがない、建物に光ファイバーが引き込まれていない場合: 新たに光ファイバーを引き込む工事が必要です。
  • 引っ越しの場合: 引っ越し先で新たに光回線を契約する場合、原則として工事が必要です。

工事については詳しくは以下の記事をご参照ください。

電話番号やメールアドレスは引き継げる?

光回線を変更する際に、現在利用している電話番号やメールアドレスがどうなるか心配な方もいるでしょう。

  • 電話番号: ひかり電話(IP電話)を利用している場合、光コラボ間の事業者変更であれば、基本的に同じ電話番号を引き継ぐことが可能です。ただし、NTTアナログ回線で取得した電話番号をひかり電話で利用している場合など、一部条件によっては引き継ぎが難しいケースもあります。事前に乗り換え先の事業者に確認することをおすすめします。
  • メールアドレス: プロバイダが提供するメールアドレス(例: @nifty.com, @so-net.ne.jpなど)は、プロバイダを変更すると利用できなくなるのが一般的です。

■対策

乗り換えを機に、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスへの移行を検討しましょう。これらはプロバイダに依存しないため、回線を変更しても継続して利用できます。

光回線の乗り換えに関するよくある質問

Q1. 乗り換えるのに最適なタイミングはいつ?

光回線を乗り換える最適なタイミングは4つほど考えられます。

  1. 契約更新月: 多くの光回線サービスには2年または3年の契約期間があり、更新月以外に解約すると違約金が発生します。違約金なしで乗り換えたい場合は、契約更新月がベストなタイミングです。更新月は契約書やマイページで確認できます。
  2. 携帯を買い替える時: スマートフォンを買い替えるタイミングは、光回線の乗り換えにも適しています。携帯キャリアとセットで契約することで、スマホと光回線の両方に割引が適用される「セット割」が利用できる場合があります。新しいスマホに合わせて、よりお得な光回線プランを検討してみましょう。
  3. 現在の回線の料金が高いと感じた時: 契約時のキャンペーン期間が終了し、月額料金が割高になったと感じたら、乗り換えを検討する良い機会です。
  4. 引っ越しをする時: 引っ越しは、光回線の見直しに最適なタイミングです。引っ越し先で現在の回線が利用できない場合や、移転費用がかかる場合は、乗り換えも検討しましょう。

Q2. 乗り換え手続きにはどのくらい時間がかかりますか?

乗り換え手続きにかかる時間は、乗り換えパターンによって異なります。

  • 事業者変更(光コラボ→他光コラボ): 比較的短く、申し込みから1週間〜2週間程度で切り替えが完了することが多いです。
  • 転用(フレッツ光→光コラボ): スムーズにいけば2週間前後を見ておけば十分でしょう。
  • 新規契約(独自回線→光コラボ): 開通工事が必要となるため、約2週間〜1ヶ月程度が一般的です。繁忙期や建物の状況によってはさらに時間がかかることもあります。

Q3. インターネットが使えない期間はありますか?

事業者変更や転用の場合、回線設備はそのまま利用するため、インターネットが使えない期間が発生しないことがほとんどです。回線の切り替えは自動で行われ、新しい光コラボの利用開始日にはすぐにインターネットが利用できるようになります。ただし、ルーターの再設定が必要な場合は、一時的にインターネットに接続できない時間が発生する可能性があります。新規契約の場合は開通工事が必要となるため、工事が完了するまではインターネットが使えない期間が発生します。

Q4. 光回線を乗り換えるとき、ルーターはそのまま使えますか?

現在使用しているルーターがそのまま使えるかどうかは、乗り換え先の光コラボ事業者やルーターの機種によって異なります。

  • Wi‑Fiルーター: 市販のWi‑Fiルーターであれば、乗り換え先の光コラボでも引き続き利用できるケースが多いです。ただし、新しい光コラボの通信方式(IPv6、IPoEなど)に対応しているか確認が必要です。
  • ONU(光回線終端装置): 回線事業者からレンタルされているONUは、回線が切り替わると返却し、乗り換え先の事業者から新しい機器が送られてくるのが一般的です。
  • ひかり電話ルーター: ひかり電話を利用している場合、事業者変更や転用であれば、そのまま引き継いで利用できることが多いです。

不明な場合は、乗り換え先の光コラボ事業者に問い合わせて確認しましょう。多くの事業者は、高性能なWi‑Fiルーターの無料レンタルサービスを提供しています。

まとめ:自分に合った光コラボに乗り換えて、お得に快適なインターネット環境を手に入れよう

光回線の乗り換えは、月額料金の節約、お得なキャンペーンの活用など、多くのメリットをもたらします。光回線の乗り換え方法は、以下のとおり、現在ご利用中の回線と乗り換えたい回線によって大きく3つのパターンに分けられます。ご自身の状況を把握し、適切な手続きを選びましょう。

光回線の乗り換え方法
新規契約(auひかり、NURO光、CATV等→光コラボ)
転用(フレッツ光→光コラボ)
事業者変更(光コラボ→他光コラボ)

特に光コラボ間の「事業者変更」は、工事不要で手軽に行えるため、現在のインターネット環境に少しでも不満があるなら、ぜひ検討すべき選択肢です。

本記事で解説した「3つの乗り換え方法」でご自身のパターンを確認し、「乗り換え先の選び方3つのポイント」を参考にしながら、最適な光コラボ事業者を見つけてください。解約違約金や工事費残債、電話番号やメールアドレスの引き継ぎといった注意点も、事前の確認と対策でスムーズに乗り換えが可能です。

2025年版の最新情報を活用し、あなたにぴったりの光コラボに乗り換えて、より快適でお得なインターネットライフをスタートさせましょう。

この記事が、あなたのテレビトラブル解決の一助となれば幸いです。

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記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部

記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部

スカパーJSATは、NTTのフレッツ光回線を利用した再送信サービス「光回線テレビ」を提供しています。光回線テレビに関する情報をお届けし、快適なテレビ視聴ライフをサポートします。

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