公開日:2023年10月5日

光回線テレビとケーブルテレビの特徴!それぞれのメリットやデメリットを紹介

引越しやインターネット導入のタイミングで、光回線テレビとケーブルテレビのどちらが良いのか、迷うことはないでしょうか?

この記事では、光回線テレビとケーブルテレビの特徴、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

ぜひ参考にして、自分に合ったサービスを見つけてください。

光回線テレビとは

光回線テレビとは、インターネットの光回線を利用して、地上波・BS/CSの番組を視聴できるサービスです。

代表的な光回線テレビは「フレッツ・テレビ」や「ドコモ光テレビオプション」、「ソフトバンク光テレビ」等があります。

さらに、スカパー!を契約すれば、幅広いチャンネルの視聴ができます。

光回線テレビのメリット

光回線テレビには、以下のようなメリットがあります。

速度が速い

光回線テレビは、インターネット通信とテレビ視聴で異なる通信方式「RF(Radio Frequency)方式」を採用しています。映像信号の送信にはデータ通信とは異なる波長を使う方法を採用しているので、データ通信用の帯域を消費せずに済み、互いに干渉することはありません。

そのため、インターネットを同時に利用していても、テレビ視聴の画質に影響がなく、通信が混雑する心配も不要です。

アンテナの設置が不要

アンテナを設置する必要がないのも光回線テレビのメリットです。アンテナは天候や電波環境によっては画質や受信状態が悪くなることがあります。

また、アンテナの設置は工事費がかかるだけでなく、外観にも影響します。しかし、光回線テレビなら、自宅に光回線を引くだけでテレビが見られます。

そのため、アンテナ設置に伴う手間や費用、トラブルを回避することができます。

光回線と携帯電話のセット利用で料金が安くなるケースがある

大手携帯電話会社では、光回線と携帯電話をセットにした割引サービスを提供しています。

例えば、NTTドコモの携帯電話ユーザーは、ドコモ光に加入すると携帯電話料金が最大1,100円割引になります。

具体的な条件やプランについては、各社のホームページをご確認ください。

基本料金がケーブルテレビよりも安い

ケーブルテレビの基本料金は、BS/CSの複数チャンネルが含まれた料金設定になっていることが多いです。地上波や無料BSしか視聴されない方は、光回線テレビだと月額825円から視聴できるので、月々支払う料金を抑えることができます。

豊富なチャンネルも楽しめる

光回線テレビは、月額825円で地上波と無料BSの視聴が可能ですが、スカパー!に加入すれば有料チャンネルも楽しめます。

月額を抑えてテレビを利用したいという方は光回線テレビのみを契約し、豊富なチャンネルを楽しみたい方はスカパー!も契約するなど、自分や家族の状況、好みに合わせて必要に応じて選択できます。

専用チューナー不要で複数台同時視聴が可能

光回線テレビの視聴には専用チューナーは不要なため、リモコン1つあれば簡単に光回線テレビを楽しめます。

また、複数台同時視聴が可能となるため、リビングでスポーツを見ながら別の部屋で映画を見るといった楽しみ方ができます。

光回線テレビのデメリット

光回線テレビには、以下のようなデメリットがあります。

使用できない場合もある

光回線テレビのデメリットの一つは、ご自宅が光回線の引き込みができないエリアや、建物の構造や障害物によって光回線を引き込めない場合があるという点です。

光回線テレビを使うためには、ご自宅がサービス提供エリアである必要があります。

なお、戸建ての場合の提供エリア検索はこちらから行えます。
光エリア・物件検索 | 衛星放送のスカパー! (skyperfectv.co.jp)

<提供市区町村一覧はこちら>
NTT東日本
提供エリア | フレッツ・テレビ | 映像サービス | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光 (flets.com)
NTT西日本
サービス提供エリア|フレッツ・テレビ|NTT西日本公式 (flets-w.com)

ケーブルテレビとは

ケーブルテレビは、テレビ電波の送信元となる電波塔からケーブルテレビ各社が電波を受信するサービスです。

また、電波の強さや質が一定なので、映像が安定しています。電波の弱い地域や高層マンションでは光回線テレビやケーブルテレビのような有線放送が有利です。

ケーブルテレビのメリット

ケーブルテレビには以下のようなメリットがあります。

プロバイダ契約が不要

ケーブルテレビのメリットは、プロバイダ契約が不要なことです。プロバイダとは、インターネットに接続するために必要なサービス会社のことです。

光回線の場合、回線契約とは別にプロバイダ契約が必要な場合もあります。

一方、ケーブルテレビの場合は、ケーブルテレビ事業者がプロバイダを兼ねているため、プロバイダ契約は不要です。

そのため、契約手続きや料金の支払いが簡単になります。また、プロバイダ料金も節約できます。

豊富なチャンネルも楽しめる

ケーブルテレビのもう一つのメリットは、チャンネル数の豊富さです。

ケーブルテレビでは地上波やBSだけでなく、CSと呼ばれる有料チャンネルもあり、映画やスポーツ、ドラマなど、さまざまなジャンルの専門チャンネルが用意されています。

また、事業者によっては、ローカル番組を提供しているところもあります。

ケーブルテレビのチャンネル数は、事業者やプランによって異なりますが、一般的には最大で約150チャンネルほど楽しめます。

アンテナの設置が不要

ケーブルテレビに加入すると、アンテナなしでテレビを視聴できます。

通常、各建物に設置されたアンテナから放送を受信しますが、ケーブルテレビの受信設備を経由して配信するため、各戸にアンテナを設置する必要がありません。

地上波、BS/CSなどのさまざまな番組が配信されており、電柱に設置したケーブル線を直接引き込みつなぐため、安定した状態でテレビを視聴できます。

ケーブルテレビのデメリット

一方、ケーブルテレビには以下のようなデメリットもあります。

契約先のケーブルテレビ会社によって通信速度が様々

ケーブルテレビのデメリットのひとつが、契約先によってインターネットの最大速度に差があります。

例えば、オンラインゲームをプレイしていると、ラグや遅延、接続の切断が発生することがあります。対戦型ゲームでは、通信速度の遅さが勝敗に影響します。

また、大容量ファイルのダウンロードやアップロードに時間がかかったり、失敗したりすることもあります。写真や動画をクラウドサービスに保存したり、メールに添付したりする場合、通信速度が遅いと不便です。

回線速度を重視する人にとっては、ケーブルテレビの回線速度では満足できないかもしれません。

料金が高くなるケースもある

ケーブルテレビのもう一つのデメリットは、初期費用、ランニングコストともに、加入者の費用負担が大きくなるケースが多いことです。

特に、多チャンネル放送がセットになっているプランが多く、基本的に地上波しか見ない人にとっては、余計な出費となってしまいます。

無料のBS放送を見る場合でもセットトップボックスが必要になり、購入費やレンタル費が発生します。

また、他のサービスへの乗り換えがしにくい場合もあります。契約期間や解約金などの条件が厳しいこともあるので確認するようにしましょう。

光回線テレビをおすすめしたい人

ここでは、光回線テレビをおすすめする人の特徴を解説してみます。

アンテナ設置したくない人

光回線テレビはアンテナが不要です。そのため、アンテナ工事費用を払ったり、災害で心配したりする必要はなく、気軽に申し込めるのが特徴です。

テレビ周りをスッキリさせたい人

光回線テレビは専用のチューナーなども不要となることから、テレビ周りをスッキリとまとめられます。

リモコン1つで番組を楽しめるため、部屋のレイアウトにこだわりをもっていて、テレビ周りを機械や配線でごちゃごちゃさせたくないと考えている人におすすめです。

電話やインターネットの料金を含めて安く抑えたい人

光回線テレビでは、インターネットとテレビだけでなく、IP電話とスマートフォンもセットで契約することができます。

各サービスの料金が割引になったり、キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンが多く行われていたりします。

また、見たいチャンネルだけを選んで契約することができるため、不要なチャンネルにお金を払う必要がありません。

まとめ

光回線テレビは、インターネットの通信速度が速く、光回線と携帯電話のセット利用で料金が安くなる場合がありますが、光回線テレビを利用できないエリアがあります。

一方ケーブルテレビは、アンテナの設置やプロバイダ契約が不要で、地方局の番組を楽しめるなどのメリットがありますが、契約先のケーブルテレビ会社によりインターネット速度が異なることや、料金が高くなる場合があります。

お住まいの地域、見たいチャンネル、ご予算に合わせて最適なサービスを選ぶようにしましょう。

詳しくは光回線テレビの公式サイトや関連記事をご覧ください。

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