公開日:2026年1月30日
【すぐに試せる】テレビのチャンネル設定ができない原因と4つの対処法
テレビのチャンネル設定ができなくてお困りではありませんか? 実はこのトラブル、ほとんどの場合が自分で解決できます。 まずは以下の4つの対処法を順番に試してみてください。
- 【自分でできる簡単な対処法】
- ・テレビを再起動する
- ・B-CASカードとアンテナケーブルを差し直す
- ・チャンネル設定をやり直す(再スキャン)
- ・アンテナレベル(受信強度)を確認する
この記事では、テレビのチャンネル設定ができない原因や自分でできる簡単な対処法、それでも改善しない場合の検討事項を紹介します。まずは慌てずに、どのような原因が考えられるのかを一つずつ見ていきましょう。
テレビのチャンネル設定ができない主な原因とは?
テレビのチャンネル設定がうまくいかないという現象には、さまざまな原因が潜んでいます。ここでは、チャンネル設定ができない場合に考えられる代表的な6つの原因をご紹介します。アンテナケーブルの接続不良から、テレビ本体の一時的な不具合、あるいはB-CASカードの接触不良、さらには引越しによる地域設定の未更新や、電波の受信レベルが低いこと、そして最終的にはアンテナ機器の故障まで、さまざまな可能性を探ります。ご自身の状況と照らし合わせながら読み進めていただくことで、どの原因が当てはまるか見当をつけられるように、それぞれの原因について詳しく解説していきます。
原因①:アンテナケーブルの接続不良
テレビのチャンネル設定ができない原因の中で、最も多く見られるのがアンテナケーブルの接続不良です。ケーブルが正しく接続されていなかったり、緩んでしまっていると信号がテレビに届きません。また、ケーブルが複雑に絡まったり、折れ曲がっていても信号の伝送に影響を与える可能性があります。ケーブルの劣化や損傷がある場合も信号は途切れてしまいます。
その他、引越しやこれまでのテレビを設置し直した際、接続箇所を間違ってしまうこともありますので注意が必要です。
原因②:B-CASカード(ACAS)の接触不良
地上デジタル放送の視聴には、B-CASカードが必要です。このカードが正しくテレビに挿入されていない、またはカードとテレビの間に接触不良が起きている場合も、チャンネル設定が正常にできない原因となります。カードの向きが間違っていたり、裏表が逆だったりすると、テレビはカードを認識できません。また、カードのICチップ部分に指紋や汚れが付着していると、テレビとの電気的な接触が妨げられ、情報の読み取りができないことがあります。さらに、テレビ本体のB-CASカードスロット内部にホコリが溜まっていることも、接触不良の原因となる場合があります。ただし、内部は精密機器なので、ご自身で清掃する際はエアダスターなどで軽く吹き飛ばす程度にとどめ、無理な清掃は避けるようにしてください。
原因③:テレビ本体の一時的な不具合
近年のテレビは、高性能なコンピューターと同じように複雑な内部プログラムで動作しています。そのため、長時間の連続使用や、特定の操作がきっかけで、プログラムに一時的なエラーやフリーズが発生することがあります。このような「一時的な不具合」が生じると、チャンネル設定を含む様々な操作が正常に機能しなくなる場合があります。
この種の不具合は、テレビ本体を再起動することで解消されることがほとんどです。具体的な再起動の手順については後の対処法で詳しくご説明しますが、ここでは、テレビ本体の一時的な不具合もチャンネル設定ができない一般的な原因の一つとして認識しておきましょう。
原因④:引越し後の地域設定・チャンネル未更新
引越しをした後にテレビのチャンネル設定ができないという状況は、非常に典型的です。これは、テレビが以前住んでいた地域のチャンネル情報を記憶しているため、新しい地域で放送されているチャンネルを受信するために、設定の更新が必要になるからです。テレビは自動的に新しい地域の放送局を探すわけではないので、手動でチャンネルの再設定(再スキャン)を行わなければなりません。
特に、県をまたぐような引越しの場合、放送されているチャンネルや周波数帯が大きく変わることがあります。そのため、新しい住居に移った際には、必ずテレビの設定メニューから地域設定を行い、チャンネルの再スキャンを実行する必要があります。この操作を忘れてしまうと、以前の地域のチャンネル情報が残ったままになり、新しい地域のテレビ局が映らない、あるいは「チャンネルがありません」と表示される主な原因となります。
原因⑤:電波の受信レベル不足
テレビがチャンネル情報を取得し、正常に視聴するためには、一定以上の強さの安定した電波を受信している必要があります。この電波の受信レベルが低い、あるいは不安定な状態だと、チャンネル設定が正常に完了せず、「受信できません」といったエラーが表示されることがあります。これは、電波塔からの距離や地形、近隣に高層ビルが建設されたなどの周辺環境の変化によって電波が遮られたり、弱まったりすることが原因で発生します。
また、大雨、強風、雪といった悪天候も電波の受信状態に大きな影響を与えます。一時的に電波が弱まり、チャンネル設定が失敗したり、既存のチャンネルも映らなくなったりする場合があります。このような電波不足のサインとして、テレビの画面にはエラーコード「E201」や「E202」が表示されることがあります。これらのエラーコードは、電波の受信環境に問題があることを示唆しており、後の対処法で詳しく解説していきます。
原因⑥:アンテナ本体や周辺機器の故障・劣化
これまでの原因に当てはまらない場合、テレビを視聴するためのアンテナ本体や、関連する周辺機器に問題がある可能性も考えられます。アンテナは屋外に設置されていることが多いため、長年の使用による経年劣化は避けられません。また、台風や突風、地震などの自然災害によってアンテナの向きが変わってしまったり、物理的に破損してしまったりすることもあります。
アンテナだけでなく、電波を増幅させる「ブースター」や、複数のテレビに電波を分ける「分配器」といった周辺機器が故障しているケースもあります。これらの機器が正常に機能しないと、テレビに十分な電波が届かず、チャンネル設定ができなかったり、映像が乱れたりします。これらの物理的な故障や劣化はご自身での解決が難しく、高所作業を伴うアンテナの修理や交換は危険も伴うため、専門の業者に依頼することが必要になります。
【自分で解決】テレビのチャンネル設定ができないときに試す4つの対処法
テレビのチャンネル設定ができなというトラブルは、ご自身で簡単に試せる対処法がいくつかあります。ここでは、今すぐ試せる4つのステップをご紹介します。
STEP1:テレビを再起動する
テレビの一時的な不具合が原因の場合、再起動で改善することがあります。 リモコンで電源を切るだけでなく、テレビ本体の電源プラグをコンセントから抜き、2~3分待ってから再度差し込んでみてください。これにより、テレビ内部に残っている電気が自然に放出され、キャッシュや一時的な設定がクリアされる可能性があります。 各メーカーのウェブサイトや取扱説明書には、詳細なリセット方法やトラブルシューティングが記載されていることが多いので、参考にしてみましょう。
- 【再起動の手順は以下の通り】
- ①テレビのリモコンで主電源を切ります。
- ②テレビ本体の電源プラグをコンセントから抜きます。
- ③そのまま2〜3分程度放置します。
- ④再度電源プラグをコンセントに差し込み、テレビの電源を入れます。
この簡単な操作で、チャンネル設定に関する問題が解決する場合がありますので、ぜひ最初に試してみてください。
STEP2:B-CASカードとアンテナケーブルを差し直す
テレビのチャンネル設定ができない場合、B-CASカードやアンテナケーブルの接触不良が原因の可能性があるため、以下の手順で差し直してみましょう。作業を行う前には、必ずテレビ本体の電源プラグをコンセントから抜いてから始めてください。
- ※ACASチップの場合はテレビやレコーダー内に搭載されており抜き取ることができません。テレビメーカーや販売店にご相談ください。
- 【B-CASカードの確認方法】
- ①機器の電源プラグを抜く
感電や故障を防ぐため、作業前に必ず電源を切り、コンセントからプラグを抜いてください。 - ②テレビやレコーダーに挿入されているB-CASカードを抜く
カードはゆっくり丁寧に引き抜きましょう。無理に引っ張ると破損する恐れがあります。 - ③カード裏面にあるICチップを柔らかい布で優しく拭く
ホコリや汚れが原因で接触不良になることがあります。乾いたメガネ拭きなどの柔らかい布を使うと安心です。 - ④正しい向きで差し込む
カードには挿入方向が決まっています。向きを確認し、奥までしっかり差し込んでください。 - ⑤電源プラグを差し込み、電源を入れる
機器の電源を入れた後、テレビ画面にエラーが出ないか確認しましょう。
- 【ケーブルの確認方法】
- ①ケーブルがしっかり接続されているか確認する
ケーブルがテレビ背面の「BS」または「BS/110度CS」と記載された端子に正しく接続されているか確認しましょう。また、緩みや抜けがないかを確認し、接続部分が緩んでいる場合は奥までしっかり差し込み直してください。 - ②ケーブルの断線や変形がないかを確認する
ケーブルが断線していたり、曲がったり、潰れたりしていないかを目視で確認しましょう。 - ③外装の破れや内部の露出がないか確認する
外装が剥がれていたり、内部の線が見えている場合は感電の危険があるため、使用しないでください。 - ④破損しているケーブルは交換する
安全のため、破損が確認されたケーブルは速やかに新しいものに交換してください。
なお、壁のアンテナ端子やコンセントの近くにブースターがある場合は、ブースターに不具合が起きていないかも確認してみましょう。ブースターの電源確認と再起動方法については、下記の記事をご覧ください。
STEP3:チャンネル設定をやり直す(再スキャン)
引越し後や、お住まいの地域で放送局のチャンネル変更があった場合などに有効な方法です。テレビのリモコンを操作し、設定メニューから「チャンネル設定」や「初期スキャン」を選んで、チャンネルを再スキャンしてみましょう。チャンネル設定の方法はテレビ設定ガイドをご確認ください。また、メーカーや機種によって操作方法が異なるため、テレビの取扱説明書も一緒に確認しましょう。
STEP4:アンテナレベル(受信強度)を確認する
チャンネル設定をやり直しても改善しない場合、テレビに届く電波の強さ、すなわち「アンテナレベル(受信強度)」が不足している可能性があります。テレビには、電波の受信状況を確認できる機能が備わっています。
- 【確認手順】
- ①リモコンの「ホーム」「メニュー」などのボタンを押し、テレビの設定画面を表示する
機種によってボタンの名前が異なる場合がありますが、「ホーム」や「メニュー」ボタンを押すと設定画面に入れます。画面に表示される案内に従って操作しましょう。 - ②「放送受信設定」などの項目を選択する
「放送設定」「チャンネル設定」などの名前になっていることもあります。受信に関する項目を探して選んでください。 - ③「アンテナレベル」「受信レベル」などを選択する
この項目では、テレビがどれくらい電波を受信できているかを確認できます。選択すると数値やバーグラフが表示されます。 - ④現在のアンテナレベルの表示を確認する
数値が高いほど受信状態が良好です。低い場合はアンテナの向きや接続を見直す必要があります。メーカーによって異なりますが、テレビを安定して視聴できる目安が、地上波(地デジ)の場合は「50〜60以上」、BS/CSは「60〜70以上」とされています。
一般的に60以上が良好な状態とされており、40未満の場合は電波不足による視聴不良の可能性が高いと考えられます。この数値が低い場合は、アンテナの向きがずれている、アンテナケーブルが劣化している、あるいは天候の影響で電波が弱まっているなど、電波の受信環境に問題がある可能性が高いです。
エラーコード「E201」「E202」は電波不足のサイン
テレビ画面に「E201」や「E202」といったエラーコードが表示された場合、それは電波の受信状況に問題があることを示すサインです。詳しくは、以下記事の「エラーコード別の対処法」で詳しく解説しています。
自分で試しても解決しない場合
上記の対処法を試しても改善しない場合は、以下の内容を検討しましょう。
アンテナの故障や向きの問題はアンテナ専門工事業者へ
上記の対処法を試しても改善しない場合、原因はアンテナ本体やブースターの故障、屋根上でのアンテナの向きのズレ、アンテナケーブルの断線など、専門的な知識や技術が必要なケースが考えられます。 特に高所での作業は落下の危険を伴うため、無理に自分で解決しようとせず、アンテナ工事の専門業者に調査と修理を依頼するのが最も安全で確実です。
集合住宅(マンション・アパート)の場合は管理会社に連絡
マンションやアパートにお住まいの場合、テレビのトラブルが発生した際にまず確認すべきは管理会社や大家さんです。状況を伝えて対応を仰ぎましょう。同じマンションの他の部屋でも同様のトラブルが起きていないか確認してみるのも良いでしょう。
テレビ本体の故障が疑われる場合はメーカーに問い合わせ
アンテナや電波の受信環境に問題がなく、ご自身で試せる対処法もすべて実行したにもかかわらず、テレビのチャンネル設定ができない場合は、テレビ本体の故障が考えられます。例えば、アンテナレベルは十分な数値を示しているのにチャンネル設定が完了しない、あるいはご自宅の他のテレビは正常に映るのに特定のテレビだけ不具合があるといったケースです。このような状況の場合、まずテレビを購入した販売店、またはテレビメーカーのサポートセンターに問い合わせるのが適切です。保証期間内であれば、無償で修理や交換を受けられる可能性もありますので、購入時の保証書を準備して相談してみましょう。
天候に左右されない安定したテレビ視聴を実現!「光回線テレビ」という選択肢
テレビの映りが不安定で悩んでいるなら、アンテナを使わない「光回線テレビ」への切り替えも有効な選択肢です。
天候や周辺環境に左右されず安定した視聴が可能
光回線テレビの大きなメリットは、なんといっても視聴の安定性です。従来のアンテナ受信では、台風や大雪といった悪天候の影響を受けやすく、雨が降ると映像が乱れたり、最悪の場合は全く映らなくなったりすることがありました。また、近隣に高層ビルが建ったり、山などの障害物があったりする場合も、電波が遮られて受信状況が悪化することがあります。
一方、光回線テレビは、光ファイバーケーブルを使ってテレビ信号を受信するため、アンテナで受信する方式とは異なり、大雨や強風といった悪天候の影響をほとんど受けません。また、周辺に高い建物が建つことによる電波障害の心配もなく、常に安定した映像でテレビを楽しむことができます。
アンテナの設置やメンテナンスが不要
光回線テレビを導入すれば、屋根の上などにアンテナを設置する必要がなくなります。これにより、家の外観がすっきりするだけでなく、台風でアンテナが破損する心配や、経年劣化によるメンテナンス、交換といった手間やコストも不要になります。 長期的に見れば、アンテナ関連の費用負担や心配事から解放されるため、特に新築を建てる際や、アンテナの劣化が気になるご家庭で人気の高い選択肢となっています。
インターネットや電話とのセットでお得になることも
多くの通信事業者が、光回線テレビをインターネット回線や固定電話とセットで提供しています。セットで契約することで割引が適用され、通信費全体を抑えられる場合があります。
光回線テレビを扱っているコラボ事業者について知りたい方は、下記をご確認ください。
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テレビのチャンネル設定に関するよくある質問
ここでは、テレビのチャンネル設定に関して特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。ご自身の状況と照らし合わせながら、解決のヒントを見つけてみてください。
Q. 特定のチャンネルだけ映らないのはなぜですか?
特定のチャンネルだけが映らない場合、いくつかの原因が考えられます。詳細は以下関連記事をご確認ください。
Q. 引越しをしたら、まず何をすればいいですか?
引越し先でテレビを視聴するために、以下の3つのステップを順に確認してください。
- アンテナケーブルの接続確認: 壁のアンテナ端子とテレビ端子を、アンテナケーブルで正しく接続します。ケーブルが奥までしっかりと差し込まれているかを確認しましょう。
- B-CASカードの確認: テレビにB-CASカードが正しい向きで、奥までしっかりと挿入されているかを確認します。
- チャンネル設定(再スキャン)の実行: テレビの電源を入れ、リモコンの「メニュー」または「設定」ボタンから、「初期設定」や「チャンネル設定」を選びます。そして、新しい地域の「地域設定」を行い、「地上デジタル自動設定」や「チャンネルスキャン」を実行してください。これにより、新しい地域の放送局情報をテレビが取得し、視聴できるようになります。
まとめ:まずは簡単な対処法から試してみよう
テレビのチャンネル設定ができない状況に直面すると、不安になるかもしれません。しかし、多くのケースでは、専門知識がなくてもご自身で解決できることがほとんどです。まずは落ち着いて、以下を試してみましょう。
| 【自分でできる簡単な対処方法】 |
|---|
| テレビを再起動する |
| B-CASカードとアンテナケーブルを差し直す |
| チャンネル設定をやり直す(再スキャン) |
| アンテナレベル(受信強度)を確認する |
上記を全て試しても改善しない場合や、高所作業など危険な場合はアンテナ工事専門業者に相談し、テレビ本体の故障が疑われる場合はメーカーに問い合わせましょう。 頻繁にアンテナトラブルに悩まされている方には、天候や周辺環境に左右されない「光回線テレビ」がおすすめです。アンテナの設置やメンテナンスが不要になるだけでなく、インターネットや電話とのセット割引でお得になることもあるので、長期的な視点での解決策として検討してみてはいかがでしょうか。 この記事が、テレビのチャンネル設定に関するお悩みを解決し、快適なテレビ視聴を取り戻す一助となれば幸いです。
記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部
記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部
スカパーJSATは、NTTのフレッツ光回線を利用した再送信サービス「光回線テレビ」を提供しています。光回線テレビに関する情報をお届けし、快適なテレビ視聴ライフをサポートします。
