公開日:2023年10月5日 更新日:2024年9月27日

光回線テレビはフレッツ・テレビがおすすめ!料金や視聴可能チャンネルを紹介

宇宙から見た人工衛星と地球

現代人の生活に欠かせないテレビとインターネット。中でも光回線を利用した光回線テレビはご存じですか?

今回は、光回線テレビの中でも特におすすめのフレッツ・テレビをご紹介します。フレッツ・テレビはアンテナの設置や天候の影響を気にせず快適に視聴できます。

さらに、インターネットサービスと同時にフレッツ・テレビに加入することもでき、利便性も抜群です。

詳しい料金や視聴できるチャンネルなど、フレッツ・テレビを含む光回線テレビの魅力を余すところなくお伝えします。

※本記事内の4Kテレビは専用チューナーが内蔵されている4Kテレビを指します。4K対応テレビをご利用の方は、別途専用チューナーが必要になります。

光回線テレビとは?

パソコンとルーター

光回線テレビとは、光回線を利用してテレビを視聴するサービスです。

テレビに光回線をつなぐことで、様々なチャンネルや映像サービスを楽しむことができます。

光回線テレビには、アンテナでテレビを見るよりも様々なメリットがあります。

光回線テレビの配線の仕組み

光回線テレビは、アンテナで電波を受信する一般的なテレビの視聴方法とは異なり、インターネット同様の光回線を利用してテレビを視聴できるサービスです。

光ファイバーケーブルでテレビ信号を受信し、アンテナケーブルとテレビをONU(光回線終端装置)で接続して映像を映し出します。

地上デジタル放送やBS放送のほか、4K8K衛星放送視聴可能です。また、スカパー!に加入すれば多数の専門チャンネル(CS放送)を視聴することもできます。

光回線テレビの工事

光回線テレビを利用するには、専門業者による工事が必要です。工事時間は1~2時間程度で、光ファイバーの配線や設置が必要です。

また、複数のテレビで光回線テレビを視聴する場合は、共聴工事が必要です。

一戸建てに光回線を引く場合、電柱から家まで光ファイバーケーブルを引き込みます。

業者が光コンセントを設置し、ONUやホームゲートウェイを接続します。

アンテナとの比較

光回線テレビは、外にアンテナを設置する必要がないため、外観を損ねない、メンテナンスが不要などの様々なメリットがあります。

月額825円からと月額料金はかかるものの比較的お手軽な価格となっています。

一方、アンテナは屋外に設置が必要となり、月額料金は発生しませんが、経年劣化によるアンテナのメンテナンスや天候不良による故障などに悩まされることもあります。

その場合、工事費等の費用が別途発生してしまいます。

光回線テレビの4つのメリット

ホログラム画面を見る女性

光回線テレビは、様々なメリットがあります。以下にそのメリットを詳しく説明します。

①アンテナを設置する必要がない

光回線テレビのもう一つの利点は、アンテナの設置が不要なことです。

従来のテレビアンテナは大きく、建物の外観を損ねることがありました。

しかし、光回線テレビはテレビアンテナが不要なため、建物の外観を損ねることなく、スマートな印象を与えることができます。

また、アンテナの定期的なメンテナンスも不要です。

②映像が安定している

光回線テレビを利用する最大のメリットは、映像の安定性です。アンテナを使用する方法では、天候の影響で映像が乱れることがありました。

しかし、光回線テレビではアンテナを使用せず、光ファイバーケーブルを通じて映像信号を受信します。

そのため、天候の悪化などの要因に左右されず、悪天候でも通信が途切れることがないため、一貫して安定した映像を楽しめます。

③気軽にチャンネル数を増やせる

スカパー!に加入するとチャンネル数が豊富になり、映画やドラマ、アニメからスポーツ中継やライブ映像まで、多彩なテレビ番組を楽しむことができます。

また、4K8K衛星放送に対応しているサービスもあり、高精細な映像を満喫できます。

④インターネットと同時に契約できる

契約先を同一にできるのも光回線テレビのメリットです。

複数の契約手続きや支払いを一つの窓口で済ませることができ、管理が楽になります。

また、事業者によっては、携帯電話など複数のサービスを同時に契約することで割引が受けられるサービスもあります。

光回線テレビの3つのデメリット

電卓で費用を計算する男性

光回線でテレビを見るという選択肢には多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。デメリットについては、以下の項目で詳しく説明します。

①利用地域が限られている

光回線テレビは、利用地域が限られています。

また、光回線事業者によっては、テレビの提供エリアが光回線の提供エリアよりも狭いケースもあります。

光回線テレビの視聴を希望する場合は、お住まいの住所が光回線テレビの提供エリア内かどうかを事前に確認してみましょう。

また、マンションやアパートなどの集合住宅では、建物の配線や設備によっては利用できない場合があります。

光回線テレビを視聴するためには、マンション内に光回線テレビに対応した配線・分配設備が必要になります。

②開通までに時間がかかる

光回線テレビを視聴するためには、光回線工事とテレビ接続工事が必要です。

この工事は、光回線業者や申込み時期にもよりますが、2週間~2ヶ月程度かかる場合があります。

特に3月、4月などの新生活シーズンは工事の予約が混み合うことが多いのでご注意ください。

また、設置当日は自宅で立ち会う必要があり、光回線工事は2時間程度、テレビ接続工事には1~2時間程度かかります。

入居後すぐにテレビを見たい場合や、長時間家にいられない場合は、開通までに時間がかかると考えた方がよいでしょう。

開通工事では以下の作業を行います。

  • 光回線工事: 光ファイバーを引き込み、ONU(光ネットワークユニット)を設置します。
  • テレビ接続工事:ケーブルを引き込みテレビに繋げます。その後、チャンネル設定や動作確認を行います。

光回線工事については下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

③月額料金が必要

光回線業者によって異なりますが多くの場合、光回線テレビの視聴には月額825円の利用料が必要です。

一般的なアンテナテレビの場合、初期費用を支払えば月額料金はかかりません。しかし、光回線テレビの場合、毎月一定の料金を支払う必要があります。

光回線テレビならフレッツ・テレビがおすすめ!

笑顔でテレビ視聴を楽しむ家族

光回線テレビには様々な事業者・サービスがありますが、その中でもフレッツ・テレビがおすすめです。

フレッツ・テレビはNTT東日本・NTT西日本が提供する光回線テレビサービスで、以下のようなメリットがあります。

提供エリア

フレッツ・テレビは全国世帯カバー率約76%(2023年8月時点)となっており、様々な地域で利用できます。

しかし、マンションやアパートなどの集合住宅では、建物内の設備により利用できない場合があります。

ご自身の住所がフレッツ・テレビの提供エリア内かどうか、事前に確認することが大切です。

なお、戸建ての場合の提供エリア検索はこちらから行えます。

光エリア・物件検索 | 衛星放送のスカパー! (skyperfectv.co.jp)

<提供市区町村一覧はこちら>

提供エリア | フレッツ・テレビ | 映像サービス | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光 (flets.com)

NTT西日本

サービス提供エリア|フレッツ・テレビ|NTT西日本公式 (flets-w.com)

月額料金

フレッツ・テレビの月額料金は825円(税込)です。

フレッツ・テレビは、地上デジタル放送とBSデジタル放送が視聴できます。専門チャンネルを必要としない方には、お得なテレビサービスです。

初期費用

フレッツ・テレビの初期費用は以下の通りです。

項目 戸建て(税込)
フレッツ光 初期工事費用
※標準的な工事の場合
19,800円
テレビ視聴サービス登録料 3,080円
フレッツ・テレビ 伝送サービス工事費 3,300円
屋内同軸配線工事費
※テレビ4台まで
21,780円
合計 47,960円

光回線工事、テレビ接続工事に必要な初期費用です。

こちらは、キャンペーンや割引制度を利用することで、初期費用を抑えることができます。

※集合住宅の場合は、これらの費用が管理費に含まれているケースがあるため、別途お住まいの管理会社にお問い合わせください。

視聴できるチャンネル

フレッツ・テレビでは、地上デジタル放送とBSデジタル放送が視聴できます。そのチャンネル数は、首都圏で地上デジタル放送約12チャンネル、BSデジタル放送約20チャンネルです。

CS放送(スカパー!)もオプションで視聴可能です。

スカパー!は、スポーツ/映画/音楽/ドラマなど、お好みに合わせて約70チャンネルから選べるのが特徴です。スカパー!の月額料金は、チャンネル数やコースに応じて基本料+視聴料あわせて837円(税込)から用意されています。

4K/8Kの視聴がスムーズ

フレッツ・テレビは4K8K衛星放送も対応しています。4K8K衛星放送は、従来のテレビ放送よりも高画質で美しい映像を楽しめる放送です。従来よりも表現可能な色の範囲が広がったことで、より自然に、目で見るのに近い色合いを精緻に表現できるようになります。

4K8K衛星放送を視聴するには対応したテレビやチューナーが必要です。

また、フレッツ・テレビは、左旋方式の衛星放送にも対応しています。

左旋放送には、WOWOW4Kなどの専門チャンネルやNHK BS8Kなどの4K8K放送が含まれます。

※「WOWOW 4K」は2025年2月28日(金)をもって販売終了・放送終了いたします。

左旋放送には「光対応 4K8K衛星放送アダプター」が必要となりますのでご注意ください。

複数台数で同時に視聴可能

フレッツ・テレビでは、複数のチャンネルを同時に視聴することができます。リビングと寝室で別々のチャンネルを見たいときに便利です。

光コラボ(光コラボレーション)とは?

テレビでサッカーを観戦する親子の後ろ姿

ここでは、光コラボの概要やメリットについて解説します。

光コラボの概要

光コラボは、NTT東日本・西日本が提供するサービスモデルです。

プロバイダや携帯キャリアを中心とした他の事業者に光回線を卸売りし、光回線を取り扱う事業者が自社のサービスと組み合わせて利用者に提供しています。

従来、NTT東日本とNTT西日本は自社の光回線(フレッツ光)を販売していましたが、『光コラボレーションモデル』という形で他社への卸売りを開始しました。

これは自社サービスとの組み合わせ等によりユーザーの利便性を図り、光回線の普及を促進することが狙いです。

光コラボでは、光回線の品質は従来のフレッツ光と同等で、インターネット接続サービスはプロバイダとセットで提供します。

光回線とプロバイダが一体となっているため、利用者は窓口が1つで済み、支払いやトラブル対応も簡単です。

また、すでにフレッツ光を利用している場合でも、品質はそのままに光コラボに変更することができます。

月額料金が安くなることがある

光コラボレーションの月額料金は、フレッツ光を単体で契約するよりも安くなることが多いです。さらにキャッシュバックや割引もあります。

フレッツ光では回線料金とプロバイダ料金が別々にかかりますが、光コラボでは一体型になっています。

請求が1本化されるのでわかりやすい

フレッツ光では、回線とプロバイダの請求が別々でしたが、光コラボでは請求が一本化されています。

そのため、誰にどのように支払えばいいのかがわかりやすくなりました。

また、トラブル時の窓口も一元化されるため、トラブル対応もスムーズになります。

独自のサービスや特典が受けられる

光コラボの事業者には、プロバイダや携帯キャリアなど様々な事業者があり、それぞれが独自のサービスやメリットを提供しています。

例えば、ドコモ光では、dポイントやLeminoなどのサービスが利用できます。

携帯料金が安くなる可能性がある

ドコモ、au、ソフトバンクの各携帯キャリアは、自社の光コラボレーションサービスと併用することで、携帯電話料金が安くなるプランを提供しています。

携帯とセット割が組まれている光サービスを契約することで、月額料金から数百円~数千円程度割引される場合があります。

ドコモ光は、セット割で携帯料金が割引になります。

ソフトバンク光は、おうち割で携帯料金が割引になり、Yahoo!の無料会員にもなれます。

ビッグローブ光や@nifty光、So-net光などは、auスマートバリューで携帯料金が割引になります。

また、プロバイダによっては、格安SIMと光コラボのセット割引を提供している場合もあります。格安SIMとは、携帯キャリアよりも安い料金でスマートフォンを利用できるサービスです。

格安SIMと光コラボのセット割では、月額料金が数百円割引になることもあります。

戸建てにおすすめの光回線は下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

まとめ

この記事では、光回線テレビサービスの中でもおすすめのフレッツ・テレビを紹介しました。

フレッツ・テレビは、NTTの光ファイバー網を利用したテレビ伝送サービスです。

通常、テレビの視聴は飛来する電波を受信して行いますが、フレッツ・テレビはアンテナの代わりにフレッツ光を使ってテレビ電波を受信します。

アンテナの設置費用は、設置場所やアンテナの種類によって大きく異なりますが、工事費含め10万円程度です。

これだけの費用をかけてアンテナを設置しても、極端な話、翌日に台風が直撃してせっかく立てたアンテナが倒れてしまうこともあります。

フレッツ・テレビなら、自然災害でアンテナが倒れたり、建物の外観に影響が出たりする心配もありませんし、工事もフレッツ光の工事と同時に行えるので、手間も時間もかかりません。

ご自身のライフスタイルにあわせて光回線テレビをご検討ください。

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記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部

記事の監修:スカパーJSAT 光回線テレビ編集部

スカパーJSATは、NTTのフレッツ光回線を利用した再送信サービス「光回線テレビ」を提供しています。光回線テレビに関する情報をお届けし、快適なテレビ視聴ライフをサポートします。

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