公開日:2023年10月5日

新築でテレビを視聴する3つの方法を比較!メリット・デメリットや費用相場も紹介

新築の家を建てるときに、テレビのアンテナ設置について悩むことがあります。多くの場合、新築の家にはアンテナが設置されておらず、テレビを見るためには別途手続きが必要です。

しかし、アンテナを設置する以外にも、光回線テレビやケーブルテレビなどの選択肢があります。この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用、視聴方法などについて詳しく解説します。

※本記事内の4Kテレビは専用チューナーが内蔵されている4Kテレビを指します。4K対応テレビをご利用の方は、別途専用チューナーが必要になります。

新築ではすぐにテレビが映らない?

新築の家に引っ越す場合、テレビを見るために自分で準備をしなければならないことがよくあります。

建売住宅であっても、テレビに関する設備がすべて揃って販売されていることは少なく、自分で準備しなければいけません。

設計時からどのようにテレビを見ることができるのか、不動産会社や住宅メーカーに相談して確認することをお勧めします。

戸建ての場合

中古住宅や賃貸住宅に引っ越す場合、前の入居者が残していったアンテナでテレビが見られる場合があります。

しかし、アンテナ設備が古くなっていたり、ブースターや配線が取り外されていたりする場合があります。そのため、自分で設備を補う必要があるかもしれません。

また、テレビの視聴方法によっては、別途契約が必要な場合もあります。光回線テレビやケーブルテレビをご利用の場合は、それぞれの会社との契約が必要となります。

集合住宅の場合

集合住宅の場合、テレビ設備は建物から提供されることが多いです。ただし、集合住宅によっては、設備がなく、個別にテレビを申し込まなければならない場合もあります。

設備が導入されている集合住宅の場合、光回線テレビやケーブルテレビの設備があります。

設備がない場合は、テレビを視聴するためにテレビサービス提供事業者との個別契約が必要です。

そのため、管理会社や大家さんにテレビの視聴方法を問い合わせることが大切です。

アンテナをつけない選択肢も!新築でテレビを視聴する3つの方法

新築の家にはアンテナが設置されていないことが多いので、テレビを見るためには、アンテナを設置するか、別の方法を選ぶ必要があります。

新築住宅でテレビを見る方法は、大きく分けて3つあります。

  • 光回線テレビを契約する
  • アンテナを設置する
  • ケーブルテレビを契約する

それぞれにメリット・デメリットがあるので、生活環境や視聴スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

光回線テレビ

テレビを見るには、アンテナやケーブルテレビのほかに、インターネットと同様の光回線を使う方法があります。これが光回線テレビです。

ここでは、光回線テレビの特徴やメリット・デメリット、費用、視聴までの流れについて解説します。

光回線テレビの特徴

光回線テレビとは、インターネットの光回線を利用して、地デジ・BS・CSの番組を視聴できるサービスとなり、代表的な光回線テレビは「フレッツ・テレビ」です。

デジタルテレビであればBSデジタル放送の視聴ができることや、4Kテレビまたはチューナーがあれば、幅広いチャンネルの視聴ができます。

光回線テレビのメリット

光回線テレビには多くのメリットがありますが、その中でも大きなメリットといえるのは、映像の安定性です。

光回線テレビが利用している「RF方式」は、テレビ放送の周波数多重信号をそのまま配信する方式となり、データ通信の帯域ではなく放送用の帯域を使用するため、インターネットの混雑に関係なく安定した映像を見られるというメリットがあります。

そのため、天候や地域に左右されることなく、快適な視聴を楽しめます。

また、高速通信でストレスなくインターネットを利用したい方にもおすすめです。

光回線は携帯電話料金とセットで契約できる場合も多く、その場合セット割などでお得になることや、請求が一元化されるため、管理面でも便利です。

光回線テレビのデメリット

光回線のテレビサービスに加入するためには、利用できるエリアが限られており、対応エリア内でなければテレビサービスを利用することができません。

特に集合住宅では、既存のサービスに合わせる必要があったり、工事ができなかったりする場合もあります。

さらに、光回線でテレビを見るためには、光回線の工事に時間がかかる場合があります。

工事や設置には数時間から半日かかることが多く、予約が必要です。特に引越しの繁忙期は1ヶ月近く待つこともあるので、早めの手配が必要になります。

光回線テレビの費用

光回線テレビの視聴には、初期費用と月額料金がかかります。初期費用の内訳は、工事費です。

工事費はインターネットサービスプロバイダやプランによって異なりますが、7,000~22,000円程度です。

月額料金は、光回線料金とテレビ料金で構成されています。光回線使用料はインターネットサービスプロバイダやプランによって異なりますが、概ね3,000円~6,000円程度です。光回線テレビの月額利用料は825円~です。

携帯電話料金とセットで契約すると全体の月額利用料が割引になる場合があるため、さまざまな会社を比較して決めることをおススメします。

光回線テレビを視聴する流れ

以下は、光回線テレビを視聴するおおまかな流れです。

  1. 光回線を契約する選んだ光回線のオプションとして「光回線テレビ」を申込む
  2. 工事日程を決める
  3. 開通後、光回線テレビが視聴できるようになる

光回線テレビを視聴するには、まず、光回線を契約する必要があります。携帯電話とのセット割を実施している会社もあるため、自分に合った光回線を選びましょう。

次に、選んだ光回線のオプションとして「光回線テレビ」を申込みます。

住んでいる地域や契約する携帯電話会社によってプランが異なるので、比較検討する必要があります。

次に、工事日程を決めます。工事には専門知識が必要なため、自分で行うことはできません。工事当日、工事業者が自宅を訪問します。

テレビ接続工事だけの場合は1~2時間で終了します。その際、立ち合いが必要です。予約が必要なので、早めに手配することが大切です。※光回線工事も同時に行う場合は、別途時間がかかります。

工事が完了したらすぐにテレビが見られるようになります。

【どの光回線を選ぶか迷っている方はコチラから診断ができます】

アンテナ

テレビを見るといえば、まず思い浮かぶのはアンテナでしょう。アンテナは屋根の上に設置し、電波を受信してテレビに映像を送ります。

ここでは、アンテナを使ったテレビ視聴の特徴やメリット・デメリット、費用、視聴方法などを詳しく見ていきましょう。

アンテナの特徴

アンテナは地デジ用のものと衛星放送(BS/CS)用のものとがあります。

尚、設置には工事が必要となります。

アンテナのメリット

アンテナのメリットは月額料金がかからないことです。アンテナを設置すれば、月々の利用料はかかりません (NHKの受信料は除きます)。

毎月の費用を抑えたい方にとって大きなメリットとなります。

アンテナのデメリット

アンテナのデメリットの一つは、天候や周囲の建物によって映像が乱れる可能性があるという点です。

台風など天候が荒れると映像が乱れることが多いのもアンテナならではのデメリットと言えます。

さらに、天候や設置環境によっては、劣化が生じるケースもあり、その場合、工事費等の費用が別途発生します。

設置業者には、アンテナ工事業者や家電量販店などがありますが、料金やサービス内容は様々なので、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。

アンテナを視聴する流れ

アンテナ視聴の流れは、まずアンテナ工事業者に見積もりを依頼することから始まります。見積もりを比較して業者が決まったら、アンテナ工事の日程を決めます。

工事当日は、業者が屋根に登ってアンテナを設置したあと、アンテナケーブルをテレビに接続します。最後に、テレビが見られるようにチャンネルを設定します。

ケーブルテレビ

ケーブルテレビを利用するには、費用や手続きが必要です。

ケーブルテレビの特徴

ケーブルテレビは、テレビ電波の送信元となる電波塔からケーブルテレビ各社が電波を受信するサービスのため、アンテナを設置する必要がありません。

また、電波の強さや質が一定なので、映像が安定しています。電波の弱い地域や高層マンションでは光回線テレビやケーブルテレビのような有線放送が有利です。

ケーブルテレビのメリット

ケーブルテレビのメリットは、見られる番組が多いことです。見たい番組がたくさん見られるというのは、娯楽としても教養としても利用価値が高いものです。

特に専門チャンネルは、自分の趣味や興味に合わせることができます。

また、きれいで安定した映像は、快適な視聴に直結します。信号の干渉やノイズに悩まされることもありません。

ケーブルテレビのメリットは、加入者の利便性にも関係しています。

電話やインターネットとセットで契約できるため、料金の支払いや管理が簡単になりますし、面倒な手間も省けます。

アンテナの設置や調整も不要で、契約後は基本的に自動的にサービスが開始されます。

ケーブルテレビのデメリット

ケーブルテレビのデメリットは、加入者の費用負担が大きくなるケースが多いことです。初期費用、ランニングコストともに経済的な負担となります。

特に、多チャンネル放送がセットになっているプランが多く、基本的に地上波放送しか見ない人にとっては、余計な出費となってしまいます。

無料のBS放送を見る場合でもセットトップボックスが必要になり、購入費やレンタル費が発生します。

また、他のサービスへの乗り換えがしにくい場合もあります。契約期間や解約金などの条件が厳しいこともあるので確認するようにしましょう。

また、加入時の選択肢が多く、プラン選びが難しいため、混乱が生じやすいということです。自分に合ったプランを見つけるためには、各チャンネルの内容や料金を比較する必要があります。

また、インターネットを頻繁に利用する方にとって、インターネット回線が遅いと不便に感じることもあるでしょう。

動画やゲームなどで高速通信が必要な場合は、別途高速回線を契約する場合もあります。

ケーブルテレビの費用

ケーブルテレビを利用するには、初期費用や月額料金がかかります。初期費用には工事費や設備費などが含まれます。

月額料金には、基本料金とチャンネル料金が含まれます。初期費用・月額料金ともにケーブルテレビ会社や契約プランによって異なりますので各社のホームページをご確認ください。

また、電話サービスやインターネットサービスとセットでご契約の場合は、セット割引が適用される事業者もあります。

自分の視聴スタイルやニーズに合わせて、プランの内容や料金を比較することが大切です。

また、キャンペーンや割引など、お得な特典があるかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

ケーブルテレビを視聴する流れ

ケーブルテレビを視聴するには、まずケーブルテレビ会社を選びます。ケーブルテレビ会社を選ぶ際には、自分の住んでいる地域で利用できる会社を調べる必要があります。

ケーブルテレビ会社は地域によって限定されていることが多いです。インターネットで検索したり、お住まいの市役所や自治体に問い合わせたりして確認しましょう。

ケーブルテレビのプランを選ぶ際には、見たいチャンネルやサービスを検討します。各ケーブルテレビ会社には様々なプランがあります。

基本プランとオプションプランを自由に組み合わせて選べる場合もあれば、電話やインターネットのプロバイダーとセットで契約できる場合もあります。料金や特典を比較して決めましょう。

申込みの際は、ケーブルテレビ会社のホームページか電話で連絡します。申し込み後、現地調査と工事内容の説明を受け、現地調査では、ケーブル回線の敷設方法や設備の配置などを確認します。

工事内容の説明では、工事日時や工事費用などをしっかりと確認するようにしましょう。工事日時には立ち会いが必要です。

まとめ

この記事では、新しい3つのテレビ視聴方法の特徴、メリット・デメリット、費用、視聴方法について詳しく解説しました。

新築の家でテレビを見る方法を選ぶ際には、生活環境や視聴スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

入居前に工事・契約を済ませておけば、入居後すぐにテレビを楽しむことができます。

新居で快適にテレビを楽しむためにも、各方式の特徴や条件を事前に確認しておくことをおすすめします。

記事内で紹介したように、テレビを見る方法はさまざまですが、最近ではメリットの多い光回線テレビを選ぶ人が増えています。

新築に引越す際に、インターネット・携帯電話・テレビをセットで契約することで初期手続きの手間を省く方が増えていることもひとつの要因のようです。

また、光回線テレビは『スカパー!』サービスを追加することで、スポーツ、映画、ドラマ、音楽ライブまで幅広い番組をお楽しみいただけます。

新しいお家でテレビ視聴をする際には、ぜひ『光回線テレビを試してみてはいかがでしょうか。

詳しくは公式サイトからご覧ください。

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